軍艦島(端島)から移り住んだ親を持つ長崎の少年
友情、親子の絆、再生を描く
漫画が原作だそう
けっこう見たことはあるけどこれといって印象に残ってなかった佐藤寛太の演じる主人公が魅力的
失われるもの、残された者が向き合っていくもの、を美しい映像で纏め上げた作品というところは、先日観た『椿の庭』に似た印象と後味
ストーリーは全く違うけど
赤井英和と加藤雅也って時点で喧嘩っぱやそうだなぁという予想通り
先週ラピュタ金ローでやってて何回みてんだってくらいみても観入っちゃうんだけど、ほんとにラピュタみたいなのよね
小さな島に日本初のコンクリート住宅？マンションがひしめき合う(日照権なんて完全無視だろうなー)
軍艦島という廃墟となった島の神秘性に引かれたわけだけど、ここで5000人以上の住人が家族のように過ごしてたってー？！
このストーリーはこれといって軍艦島である必要はないのかもしれない...
でも君をのせての歌詞にも謎に合っちゃってる気もするし、
無数の星輝く深夜から明け方まで廃墟に赤ジャケでひとり島を彷徨う(セットでもなく加工なしでこの演出できるのすごいよね)一番盛り上がるシーンは圧巻
記憶に残るとてもいい作品でした
