MubaoMasato

ある男のMubaoMasatoのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.8
「ある男」
平野啓一郎先生の映画化を初めて観たのと日本アカデミー賞総なめした大傑作映画と評されていてレンタルして観ました。
僕は社会に切り込んだ作品は目にないし、内容も滅茶苦茶面白くて、戸籍交換という僕が全く知らない内容の中に裏側は移民や犯罪者の息子という名前だけで差別されてしまうという身近な社会問題を持つことを徹底的に描いているt感じた所がこの映画が好きになりました。

僕の苗字は凄く珍しくて変えたいと思わないの?と聞かれたことはあったが名字は変えられないと思っていたし、変える理由が無いと思った。
だけど、仲介を通して変えることが出来て、世間から複製禁止という絵があるようにそれはダメだけどそれは君たちが同じ状況じゃないから言えることだと思う。変えたくても変えられないから、犯罪を犯してでも変えたい。それを理解して欲しいと思うのと同時に隠された名字に注目すると更に面白い映画だと思いました。
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