このレビューはネタバレを含みます
普通におもしろかった
安藤サクラ、本当に好き
妻夫木聡役の在日韓国人であるアイデンティティがどう回収のされていくのか気になりながら見ていたが、なるほど、となった
犯罪者の息子、や自分の生まれる国など、自身ではどうしようもコントロールできないアイデンティティを、見知らぬ誰かと戸籍を、人生を交換することでしか生きられないのか、という虚しさと、実際に似た境遇で生きている人が見れば、そこまでしないと自分はみんなと同じように自由に生きられないのか、という絶望を植え付けてしまいそうな気がして、難しい問題だなと