あかね

ある男のあかねのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
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昨日に引き続き安藤サクラが見たくて。

名前とか戸籍ってのはゆうたらただのナンバリングみたいなもので、やのにそれがもとで非難されることもあるし、自分だってとらわれることもあるし、本当の意味で自分らしくとか、自分の人生をとかって口にする何倍も労力がいるのかも。
血って嫌でも流れてるし変えられへんし受け入れるしかないしな。
受け入れるか、捨ててみるか。
血筋とか民族とかそういうものに対するヘイトって、大声でしてもらったら回避できるねんけど、じわっと、悪意もなく迫ってきたりするときもあるから厄介なんやろな。小声で言われるほうがよく聞こえる。

ゆうとが言ってた、悲しくはないけどさみしいって、なんか腑に落ちた。そうなんよな、さみしいんよな。さみしいよ。



95
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