出自って、人間の人格形成にかなり大きな影響を及ぼすと個人的には思っているんだけど、でもそれが人間の全てではないと改めて感じる作品だった。
俳優陣がかなり豪華で、視聴中に「演技力の有無」を感じさせない演技こそ本当に上手い演技だなと思うんだけど、演技力についてあんまり考えないほど自然で、だからストーリーに集中できた
終盤の悠斗の言葉に涙が出たし、大祐にも聞かせてあげたい
個人を特定するのに名前は関係ないのかもと思うし、そういうことを伝えたかったのかなとも思うけど、それでも彼はあの家族の中で間違いなく、愛を込めて大祐と呼ばれていたのだから、捨てたかった名前ではなく、あの家族の中では大祐として思い出してくれていたらいいなと願う
