俳優さんたちが素晴らしい、すぐにこの世界に入り込めました。
誰に感情移入するかで感想が変わると思います。私は原作で美涼の言葉に共感しましたが残念ながら映画ではありませんでした。
夫は何者だったのか?
どうして名前を偽ったのか?
里枝と息子は「なぜ?」というやるせない気持ちで現実を受け入れる。2人の気持ちがもう泣けてきます。
妻夫木聡演じる城戸さんの人物像がぼんやりだったけど、最後のシーンが想像を掻き立てるのかもしれません。
映画も原作もそれぞれ違う意味で良かったです。
結局過去は消せないし、できることは未来を信じることでしょうか。