亡くなった夫は知らない男だった
というところからストーリーが動き出す。
妻夫木くん演じる弁護士の苛立ちや苦しみがその夫とリンクしていく感じとか、柄本明のある種の安定感とか、その辺にあふれる差別とか、何となくわかってたけど分かってスッキリ!とはならず、後味の悪さが最後まで残る。
キャストが豪華すぎて登場人物が増える度に思わず笑ってしまったけど、安藤サクラはじめみんな演技がすごかった。
自分のアイデンティティとか
他人へのラベリングとか
家族の絆とか
いろいろ考えさせられる作品。
また観たくなりそう。
原作も気になる。