雄樹

ある男の雄樹のレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.6
「私は一体、誰の人生と一緒に生きてたんでしょうね」

本作はもうすぐ日本アカデミー賞も近いので去年の作品賞なぞを総なめした本作を鑑賞して凄くメッセージ性や物語が深くですが、
僕の期待値は超えくて名前が何回も変わり相関図もややこしくて全体的に分かりづらい作品でした。
本作は日本人には大事な「名前」と「偏見」を強く深く描かれていて何故、谷口大祐(ある男X)は大切な名前を変えたのか?深く知ると偏見の重く深刻な問題だと僕は感じました。
それに最初に写って絵🖼️の意味や謎のラストシーンなぞ考察してゆくと、もっと深く本作を知れるので流石に映画だけでは本作を知れないです。
あと難しい原作を映像化するのが上手い石川慶監督の作品の中では描き方に考察を見ると疑問を感じてしまい、個人的にもっと曽根崎義彦についても描いて欲しくて、なかなか評価が難しい作品でした。
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