ある男のasagaoのレビュー・感想・評価

ミステリー仕立てで、自分とは何かを問う

愛した人が何者だったのか。
亡くなった夫の名前も戸籍も別人のものだった。

…それが主軸のミステリーと思いきや、そこに妻夫木聡さん演じる弁護士の人生も重なる。

生まれや、過去、家族愛や未来。様々な要素を一流の俳優陣が競演する。。良くないわけがないですよね。みなさんすごい。。

残念ながら見て随分経って書いているので、当時の気持ちを忘れてしまった部分もある。でも、ラストの鏡のシーンはノワール的な美しさもあり、この映画を思い出す時に必ず出てくる。

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