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ある男のsanyaaanのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.5
【事故で亡くなった夫は、実は別人だった】684

《感想》
うむうむ...🫤
成る程、よく出来たお話です。

物語は....
事故で亡くなった夫は、実は別人だった。
弁護士である城戸が依頼を受け、真相を探る

ただ
おそらく小説の方が面白そうだ。
2時間でまとめると、端折られている感じがする。
もう少し細部まで見たい気がしてしまったが
それは小説で....という事です。

★設定
主人公の城戸演じる〝妻夫木聡〟の設定が在日コリアン3世という設定。
これが一つのカギ🔑ですね。
ラストのシーンにそれが詰まっている気がします。

★戸籍交換
偽装結婚でよくあるお話だが、
今回の様に殺人者の子供でも成長したら
そんな気持ちになるのかもしれません。
ただ、そんな商売が成り立っているのも不思議だ。
人生をもう一度やり直したい....。
そんな方が意外と多いのかもしれません。

《物語》
弁護士の城戸(妻夫木聡)は、依頼者の里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元側査という奇妙な相談を受ける。
数年前、里枝は離婚を経て、子どもを連れて故郷に戻り、そこで出会った「大祐」と再婚。新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていた。
しかしある日、「大祐」が不慮の事放で命を落としてしまう。悲しみに暮れるなか、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)が法要に訪れ、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。
愛したはずの夫は、名前もわからないまったくの別人だったのだ……。「大祐」として生きた「ある男“X”」は、いったい誰だったのか。城戸は「ある男“X”」の正体を追い“真実”に近づくにつれ、いつしか“別人として生きた男”への複雑な思いが生まれていく――。
(以上「映画.com」より)

監督
石川慶
原作
平野啓一郎
出演
妻夫木聡(城戸章良)
安藤サクラ(谷口里枝)
窪田正孝(谷口大祐)
清野菜名(後藤美涼)
眞島秀和(谷口恭一)
小籔千豊(中北)
坂元愛登(悠人)

《こんな話》
・死んだ夫は別人
・戸籍交換

《関連する映画》
・祈りの幕が下りる時(別人)
・愚行録(監督石川慶&妻夫木聡)
・万引き家族(安藤サクラ)
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