このレビューはネタバレを含みます
途中で柄本明が言っていた、なぜ自分がその人だと分かるのかというようなセリフが通底してるなと。
何をもって自分なのか。人種なのか、親との血縁なのか、家族なのか…
(在日の話がモロに何度も出て来てびっくりした。あえて触れないのではなく、しっかり触れていくスタイル。
妻夫木くんは在日だし、安藤サクラの息子は苗字が何度も変わり、窪田くんは名前を変えて、温泉屋の男性も跡取りという…。)
あと差別や偏見についてもテーマになっていて興味深い。
人種や、殺人犯で死刑囚の息子というレッテル。
結局妻夫木君は誰…?仲野太賀に名前貸した?
「ある男」というタイトルが本当にしっくりくる
安藤サクラの息子役、上手いなあと思ってたら不適切のキヨシの子か!びっくり!
窪田正孝好きだったけど最近作品ちゃんと見てなくて、やっぱ演技上手いと思った
父親役と当事者役の演じ分けが秀逸…さすが…