梅澤篤史シナリオライター

ある男の梅澤篤史シナリオライターのネタバレレビュー・内容・結末

ある男(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

彼は本当に善人だったのか。
最後の演出を観た時にハッとした。

男の背中を見ている男の絵。(ルネ・マグリット)
それを見る城戸。

「今度は自分の番だ」
と感じているように思った。

この世にいない人の名前と経歴、そしてその人の人生を調べ尽くし知っているからこそ、その人の名前を使える。

城戸は目の前の男に、「原誠」と名乗るのではないだろうか。

ということは、原誠はある男を殺害しているのでは…

考察のし甲斐があり、ミステリー!って感じで凄く面白かった。