lalalalabomba

ある男のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.6
文房具屋の仕事をしながら涙をこらえるシーンではじまる…日本映画らしい暗い感じ。
シングルマザーとどこからか流れて来た絵を描く男の出会い。
抱え込んでる悲しみが容量を超える時がある。
そんなこんなでシングルマザーは再婚し、子供も生まれる…この辺の展開がかなりいそぐ。
急ぐ理由がわかった。
ここからがストーリーの始まりだった。大祐は林業の仕事中に木が倒れて来て死ぬ。
一年後と出たので三周忌の時か、大祐の実の兄がやって来て写真を見て別人だと。そこで残された女は以前離婚の際に世話になった弁護士に相談する。ここから谷口大祐を探しての始まり。


本当のことが知りたくて調べだすと隠しておきたい何かを抱えた男たちが浮かび上がってくる。
新しい自分。身元をロンダリングするほど隠しておきたいことは何なのか?
死刑囚の息子であること、在日であること、明確な何かはないけどとになく今でない自分になりたい自分。


妻夫木以外も真木陽子、柄本明、でんでんなどはキャスティングもはまっていた。
lalalalabomba

lalalalabomba