思い違い、言い間違い、勘違い、全ては自分の理想や経験則を押し付けているのではないか。
親子、夫婦、兄弟、他人である以上血縁があれどわかるわけないのだ。真実を追求したい…それでも事実はそこにある。ただ…
このレビューはネタバレを含みます
ミステリー部分や、差別や出自や環境で生きづらさを抱える人間達…ってとこはまあまあ
印象的だったのは窪田正孝と安藤サクラと子供達の家族の出会いから温かい生活と、調査結果を知ってからも「あの時間は事実…
舞台を戦時下や中世ヨーロッパにしなくても、平穏に暮らす市井の人間には想像もつかないような壮絶な人生を送っている人が、現代社会にも数多くいることを想わせる。ストーリーラインは淡薄で静かな様相だが、安藤…
>>続きを読む「ある男」製作委員会