ゆずきよ

ウェディング・ハイのゆずきよのレビュー・感想・評価

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)
4.2
気になっていた作品の一つ。
バカリズム好きなんです。
シュールな本ネタもそうだし観る人が観たら怒るのでは?という笑いを盛り込んだ脚本とか。

物語は、あるカップルが人生の門出である結婚式を行うというただそれだけの話。
アラベスクシャンパンなんて一生で2度と使う事ない色だろうなぁ。
一癖も二癖も有るというか、癖しかない様な登場人物達。
というか余興ってそんなにやりたい?
結婚式の余興ほど苦手な時間無いんだけどな。
新しいキャラクターが紹介される度微妙にずらした天丼が面白いです。
視点の切り替えとモノローグが多いので飽きず、場面切り替えの時に結婚式ムービーの様な映像で紹介するのがおしゃれ。
中盤でそれなるか!というトラブルが発生してそこからはミッションインポッシブルが始まります。
人生で初めて結婚式の余興で笑ったかも。
絶対やってくると思ったけどこれでもかと伏線をまとめ上げて回収しながら終盤へ。
この時点で残された爆弾が2つある事に気付く筈です。
でもまさか誘爆するとは思わないのよ。
後半文字通りクソみたいな(褒め言葉)展開ですが不思議と下品さは無いのよね。
◯◯の食べ過ぎには気を付けよう。
ここ必ずテストに出ます。

ちなみに私達夫婦は挙式していません。
入籍時年齢が若かったのもあるし夫婦共に恥ずかしがり屋で目立ちたく無いので、そもそも挙げるという選択肢がありませんでした。
挙げといても良かったかなと思う事はたまにあるけれど10数年経って今更する気も無いしね。
それにやっぱり離婚したとかって友人の話を聞くと脳内に結婚式での仲睦まじい様子が思い出されて切なくなる。
でもわがままだとは思うけれど子供達にはやっぱり挙式して欲しいなぁと思います。
願わくば篠原涼子の様なプランナーさんの所で。
私達夫婦も今からマジックとマグロの解体練習しとかないと!
ゆずきよ

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