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男が爆発するのseapony3000のレビュー・感想・評価

男が爆発する(1959年製作の映画)
4.0
はじまりと終わりの一本道は太一センセイの「高原へいらっしゃい」の道だ〜。ありえない偶然が平気で5個くらいあって呆れるけど嫌いじゃない。清純なルリ子が気の強い白木マリさんに詰められて「私は(裕次郎との)子どもたくさん産めるわ」って負けず嫌い発言、あんな強気で一途なマリさんだったのに裕次郎にフラれて滝壺飛び込んで自殺。ぎらぎらシースルーの羽織りの三枝は金子信雄の不貞と不法で見切りつけて、独り暮らしのアパートで編み機ジャージャー。滝沢老人への義理か、変な馬の絵事務所に飾る売春組織のマダムの木暮実千代にできそこないの息子小高さん。訳あり二谷と裕次郎の八ヶ岳高原での対マン殴り合い。人物ゴチャついてるけどこれが裕次郎の映画〜って感じ。最寄駅は佐久平、駅員の青木富雄のアクセントは「サクデェラ」
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