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男が爆発するのkojikojiのレビュー・感想・評価

男が爆発する(1959年製作の映画)
3.7
裕次郎と舛田利雄監督の黄金コンビ。
この作品はなんか今まで見た裕次郎作品の中では比較的新鮮な作品であった。

裕次郎をはじめ、役者陣がなかなか豪華。
北原美枝、浅岡ルリ子、白木マリに、二谷英明、金子信雄、小高雄二。

舞台は65年前の八ヶ岳の麓、開発前の清里。景色が素晴らしい。汽車と大平原のスケール。オープニング、汽車の車掌のさくでーらーがとてもいい。裕次郎の連れた牛が線路に入って、乗客に時間かかるから降りて駅まで歩いてっていう長閑さも好き。

裕次郎はそこで牧場を開拓してきた父親を支える息子役。
金と権力で土地買収をしようとする会社と対決する裕次郎。
八ヶ岳に現れた謎の美女、北原美枝。裕次郎と同じく開拓者の父を持つ恋人浅岡ルリ子。汚職で役人を辞めて八ヶ岳買収に手を貸す金子信雄。買収を目論む会社の社長の息子である小高雄二。裕次郎とともに牧場で働く二谷英明と白木マリ。

タイトルの割にはあまり爆発しない裕次郎。でも裕次郎主演作らしい。なんか少し裕次郎からオーラが感じられないが。なぜだ。
ありえない奇跡的な出来事や、悲劇があるが、悪くない。最後まで楽しめた。
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