たしか今泉力哉監督が旧Twitterで褒めていたのを見てマイリストに入れていた映画。だいぶマイリストで漬け込んではいたが、なんとなく寝る前に見たくなって鑑賞。
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今の自分にめちゃくちゃ刺さるし、なんか勇気と元気をもらえる映画だった。交通量調査の社長が世間そのもので、それに対して社会で燻っている主人公二人のやり切れなさとか良い意味での開き直りのようなものがすごく良かった。
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「何のために生きてるんすかね？」
「知らねえよ。こっちが聞きてえよ」
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「今日が人生最後の日だと思えってやつあるじゃないすか。あれ、移動日とかどうするんすかね？」
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最高すぎる脚本だった。やたらと生きる意味とか目的とか挑戦することを求められる社会だけど、なんか生きててちょっとだけ楽しいとか、友人と盛り上がった夜があったとか、そんなことがもう一回あったらいいなで人って生きてていいだろと思った。なんかでかいことをするはずだった人生で、みんな思ってたのと違う今を生きながら折り合いをつけてるけど、まあそれはそれで楽しい夜があるならいいんじゃないと思うのである。
