のはは

さがすののははのレビュー・感想・評価

さがす(2022年製作の映画)
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面白くなりきらない映画という印象。「そこにいた男」同様、つかみは抜群に上手いなと感じるが、それを超えることがない。「庭でハンマー振り回す佐藤二朗」から始まる映画で、僕の好きな「視野狭窄の人」をファーストカットからバンッと提示しているので期待値が上がりましたが、いや実は彼にも事情が…の連続で飽き飽き。
全員「キャラクター」で良かったはずやのに、なんとか「人間」にしようとするか面白くなくなる。別に「人間」にすることは際どい題材を取り上げることの免罪符にはならないと思いますが。


・おやじのエロDVD収集癖が明らかになる場面が最も力強い
・警察署のおやじとか、ああいうのもうまい
・クーラーボックスから缶ビール!さいあく!
・佐藤二朗の衣装良かった
・死に装束はユニクロ
・Propagandaのポスターアート集がええなあ
のはは

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