さがすのソラのネタバレレビュー・内容・結末

日雇い暮らしのだらしない父親と文句を言いつつもお父さんが好きな娘はひっそりと暮らしていた。しかし、300万円の懸賞金がかかった指名手配犯を見かけたと言う父親は次の日忽然と姿を消し、娘は父親探しに奔走するが、父の名を名乗っていた人は全くの別人で－。

次は何が起こるの？っていうドキドキ感を楽しめた。安楽死殺人事件は現実でもニュースになってたりするけど、シリアルキラーものの映画で最近似た映画があったような。ドクターデスの遺産だっけ？
ただ追いかけるのが警察じゃなく中学生っていう設定が面白かった。負けん気の強さが先行しすぎて「おいおい...」って思ったけど、その性格ならこの先後ろ指差される人生になってもちゃんと生きていけそう。だからこそ、最後のあの選択をできたんだなと。

あと犯人役の清水さんはいい役者さんだな～。だからこそなんであの思想に至ったのか、みたいなところを掘り下げてほしかったな。堕ちていく過程を知りたかった。先天的なものかもしれないけど。