とにかく役者さんたちの演技がやたらうまくて引き込まれる。お父ちゃんの佐藤二朗（この人のふざけまくる演技は苦手）はもちろん、娘ちゃんの伊藤蒼（ほんとうまい）、妻の成嶋瞳子（好き…）、名無しの清水尋也（おかえりモネでマッシュルームカットでメガネの同僚やってたね！別人w）、ムクドリの森田望智（全裸監督で黒木香やってた人だよね、この人誰かわからんかった）などなどみんなよかったなー。
わたし、どうもわざと観客に誤解を生ませるトリッキーな展開されるとモヤッとしてしまうタイプの人間でして、そのうえ先日ネトフリの「ダーマー」観たばっかりなもんで、この作品は大変面白く楽しませていただいたんですが、点数が抑え目になってしまいました。
お父ちゃんパートの前までは完璧な気がしたんだけどなー。貧困、不治の病、自殺、安楽死、殺人、死体損壊、特殊性癖、SNSの闇、介護、警察の怠慢、家族愛などなど重いテーマを扱っていて、見応えガッツリあったけど、気持ち欲張りすぎなような…
片山監督は「パラサイト」のポン・ジュノの助監督やってたんだ…そりゃすごいよね
