このレビューはネタバレを含みます
こういうタイプの邦画で1番好きな映画かもしれない。
ただ父親を探す話かと思いきや、そこに行き着くまでの内容が深すぎた。
お母さんを手にかけるまでの佐藤二朗の演技が上手すぎてほんとうにしんどくなった。
自分があの立場なら耐えられない。お願いしてしまうと思う。
清水尋也がハマり役なのはもう大前提として、無作為に殺すタイプの人間ではないところもいい。
何より最後のシーンが素晴らしすぎる。
見る人間に任せつつ親子の関係を語るには納得できるし今までにない綺麗な演出だった。