あぶりかんぱち

さがすのあぶりかんぱちのネタバレレビュー・内容・結末

さがす(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

(下書き整理)

久しぶりに『怖い作品を見た』って気持ちになった。後半直接的な死を見せておいて、最後卓球のラリーの音だけが響く死の暗示が怖すぎる。
リハビリに通う患者を指して『本人が生きようと努力すること』と『周りが生かそうとすること』の違いを語り、さらに後者を「道徳的な考えで雁字搦めになり、死ぬことで解放される沼のようなもの」と言い表す鋭さ、中学生ながら下心で人を動かそうとする一幕、一見人が良さそうに見えて、どぎつい趣味部屋を持ってるおじいさんなど、ポスターからただならない感じは漂っていたとはいえ、人、シーン、ストーリーとまさにただならない映画だった。

『本当に怖いのは人間』という言葉はまさにその通りだと思う。
あぶりかんぱち

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