このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ不気味な雰囲気の屋敷系ホラー。家の外観の不気味さは完璧だった。内部は暗過ぎてよくわからなかったw
不法移民女性のアンバーが、激安下宿でとんでもない災難に見舞われるお話。
そもそものアンバーの境遇が辛過ぎて、化け物に構ってるどころじゃないよ…と思った。お金を持ち逃げしたアイツ、何なの?!そして、全ての元凶のあの兄弟(特に兄)が本当に腹立たしかった。
身の危険を冒してまでアンバーを助けに来てくれた親戚のおじさんは、すごく良い人だった…。アンバーの夢の中にまで出てきて、もう一度助けに来てくれたのは泣ける。はとこのカルロスがアンバーを救う役まわりかと思いきや、初登場以後、一切出てこなくて笑った。
ラスト、箱の中の化け物に生贄を捧げたことで、自身の負った怪我も治ってしまったアンバー。彼女の目の中に、歴代の持ち主たち同様、あの箱に取り憑かれてしまったような光が浮かび上がった風に見えて、ゾッとした。