このレビューはネタバレを含みます
ロシア軍がウクライナに侵攻してから半年。戦争は始まってしまうと簡単に終わらせることは出来ないのだと痛感すると同時に、人々の関心も少しずつ薄れつつあることを実感させられる。
ニュースを観ているといつも…
窓ガラスにハトが激突して死んだ。娘はどうして窓にぶつかったのか不思議がる。父親は、窓に反射した空に向かっていったんだ、と言う。
境界線を隔てて向こう側は現実なのか、こちら側だけが現実なのか。もしこち…
ロシア•ウクライナ間の戦争が始まる2014年を舞台に、戦争の惨たらしさと戦場を離れてもなお続く痛みを描いた戦争ドラマ。
『アトランティス』に引き続きの鑑賞。
冒頭のペイントボールのシーンからいき…
戦争と平和、生と死、キリスト教による寓意性や魂の所在。
失われた時間を取り戻す日常で示される自己言及性と自己反射性。
長回しやフィックスによる演出が途轍もない吸引力を生み出し、映画と現実の境界線を暈…
やっぱりこの撮り方なのね。
長回し定点ややシンメトリーの。
子供たちがサバゲー的な授業をしていて、徴兵制の一部?か何かはわからんが授業参観のように親が微笑ましく観てるの怖すぎたね〜。
内容ですか…
このレビューはネタバレを含みます
クリミア侵攻の翌年医師のセルヒーが従軍し娘の継父を殺すことになるお話。シャワーシーンで体から湯気出てて、本当に冬に冷水当ててるんですね…。
殆どカメラを動かさない1シーン1カットの構成で、思い切り…
【第78回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『アトランティス』のヴァレンティン・ヴァシャノヴィッチ監督作品。上映は行けなかったから、ウクライナの支援の意味も込めて高いうちにレンタルした…
全面ガラス張りとなったサバイバル・ゲームの会場の外側では2人の男が辿々しい会話を繰り広げている。2人は明らかに親友のような親しい間柄ではないものの、ペイント弾を使った戦争ごっこに興じる子供たちの姿…
>>続きを読む©Arsenal Films, ForeFilms