[あるウクライナ人医師の破壊と再生の物語] 80点
2021年ヴェネツィア映画祭コンペ部門出品作品。ヴァシャノヴィチは前作『アトランティス』がオリゾンティ部門の作品賞を受賞しており、コンペに昇格し…
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ロシア軍がウクライナに侵攻してから半年。戦争は始まってしまうと簡単に終わらせることは出来ないのだと痛感すると同時に、人々の関心も少しずつ薄れつつあることを実感させられる。
ニュースを観ているといつも…
クリミア侵攻で捕虜経験のある従軍医師。酷いトラウマ。失われた日常を取り戻すこと、リフレクション。仏教の火葬とキリスト教の土葬はそれぞれに意味がある。窓からの夜景が印象的。目を背ける事なく紛争地の話を…
>>続きを読む前作よりかはこっちの方が良いかな
前半と後半の環境が大きく変わるので
だけど全作同様
引きのカメラの定点撮影の時間が長すぎて
何が起きているか分かりづらい
だいたい台詞がない時の撮影方法が
コレだ…
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リフレクション
と言えば僕にとっては
「ムーラン」の主題歌が
すぐ頭に浮かんでしまうんだが
勿論こちらは
それとは関係ない
この監督
ウクライナ戦が起きてる今
新作を撮ってるのかな
何をしてる…
窓ガラスにハトが激突して死んだ。娘はどうして窓にぶつかったのか不思議がる。父親は、窓に反射した空に向かっていったんだ、と言う。
境界線を隔てて向こう側は現実なのか、こちら側だけが現実なのか。もしこち…
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ロシア軍の捕虜になるウクライナ人医師の話。
同監督の前作『アトランティス』に引き続き、固定カメラによるワンカット撮影は本作でも健在。
ただ、ウクライナの広大な土地や巨大な機械など、画的な面白さがあ…
©Arsenal Films, ForeFilms