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笑いの王のギルドのレビュー・感想・評価

笑いの王(2021年製作の映画)
1.0
【俺SUGEEEアピールしながら盗作とパロディの境を熱弁】【イタリア映画祭2022】
■あらすじ
19世紀から20世紀にかけてナポリ演劇を代表する劇作家・役者だったエドゥアルド・スカルペッタの栄枯盛衰を、ナポリ出身のトニ・セルヴィッロの圧巻の演技とともにたどる。喜劇王として大人気で、莫大な富で豪邸も建て、成功を収めていたスカルペッタだが、偉大な詩人ダヌンツィオの悲劇のパロディを上演することで状況は激変する。


■見どころ
マジで1ミリも面白くなかったです…

喜劇役者エドゥアルド・スカルペッタの豪勢な生活と女好きであることを象徴した生活シーンが長く続くが、そこにはドラマもへったくれもなくて人物間のドラマもない、絵もワンパターン、ストーリーラインも冗長という褒めどころ皆無の映画でした。

『イオリオの娘』のパロディ劇を巡って原作者ガブリエーレ・ダンヌンツィオとの間に起こった裁判でも、そこに至るまでの過程も微妙で裁判中にオレ喜劇王だからユーモアにしたろwなノリで法廷の聴衆を笑かすのが史実再現でも引くレベルでつまんなかったです。
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