DVDにて字幕鑑賞。劇場で観たかったもの。
あらすじは第二次世界大戦下のイタリア。
電気少女マティルデ、虫使いのチェンチオ、磁石人間マリオ、怪力男フルヴィオの4人を率いてサーカスの団長をしているイスラエルが突如行方をくらましてしまう。
イスラエルの行方を探すマティルデ、ベルリンサーカスへと向かう3人と離れ離れになるが、ベルリンサーカス団長フランツは超人を集め人体実験をする未来予知者であった…というもの。
面白い！
超人VSナチス・ドイツ
案外画面映えする異能力を活かしたアクションは派手さを抑えているが、その分敵味方キャラクターの内面をしっかりと丁寧に描くドラマ重視の作りが良い。
敵側である超人4人を集める事が戦争に勝つと信じるナチス・ドイツサーカス団長の6本指のフランツのキャラ造形にはグッときた。
未来予知能力を具現化したシーンは凄い良かった！
戦争の悲惨さもちゃんと描いており、OPの和やかなサーカスの場面から一転、数分ワンカットで魅せる戦場へと変貌する様はなかなかの迫力！
また超人だけとのバトルかと思ったら障害を抱えたメンバーで構成されているレジスタンスも展開に絡み出す三つ巴バトルも良い！
約2時間20分と長尺ながらもダレさせない作り。
