2021年171本目
ベネディクト・カンバーバッチが、この映画のプロモーションで、『有害な男らしさ』について話していて、
「男性たちは反論し否定し『すべての男が悪いわけではない』というような幼稚な…
1920年を舞台に牧場主の兄弟と弟が結婚した未亡人とその子供という4人の人間模様を描いた心理系サスペンス
大きく5つの話で構成されるが、基本的にネガティヴな感情を軸に淡々と進んでいくため、観るタイ…
すごい作品
演技がみんなすごくて、セリフが多くないのに深みがあって…
特にベネとコディくんが印象深いシーンがたくさんある
水浴びとか、小屋の中でのやりとりとか…
ストーリーというか、象徴的な場面が…
とても良かったのだけど、傑作とか面白いと言うよりも深淵に触れたような戸惑いと不思議な余韻が残る。
有害な男らしさの終焉と抑圧がもたらす犠牲。
暗喩に満ちた映像と不穏な音響によって居心地悪く感じつつ…