テツ

パワー・オブ・ザ・ドッグのテツのネタバレレビュー・内容・結末

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

西部劇かと思って鑑賞しましたが、ドンパチは無く、100年前のアメリカの牧場主を描いたヒューマンドラマでした。

西部劇を期待すると、本当につまらない映画ですよ。

荒くれカウボーイが、弟の結婚に納得出来ず、奥さんと連れ子を目の敵にします。

しかし、カウボーイはいつしか連れ子を可愛がり、行動を共にするようになる。

一方で奥さんは、この事が面白くなく、酒に溺れます。

ストーリーは、素晴らしい大自然と共に、非常にゆっくり流れます。
そして盛り上がる事無く、ひっそりと終わります。

今と違って、同性愛がタブーの時代。
アルコール依存症と同じ様に、病気や異常者と同じ扱いを受けたに違いありません。
外見とは似つかわない、秘めた内面を決してさらす事無く生きたカウボーイを描いていました。
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