このレビューはネタバレを含みます
西部劇かと思って鑑賞しましたが、ドンパチは無く、100年前のアメリカの牧場主を描いたヒューマンドラマでした。
西部劇を期待すると、本当につまらない映画ですよ。
荒くれカウボーイが、弟の結婚に納得出来ず、奥さんと連れ子を目の敵にします。
しかし、カウボーイはいつしか連れ子を可愛がり、行動を共にするようになる。
一方で奥さんは、この事が面白くなく、酒に溺れます。
ストーリーは、素晴らしい大自然と共に、非常にゆっくり流れます。
そして盛り上がる事無く、ひっそりと終わります。
今と違って、同性愛がタブーの時代。
アルコール依存症と同じ様に、病気や異常者と同じ扱いを受けたに違いありません。
外見とは似つかわない、秘めた内面を決してさらす事無く生きたカウボーイを描いていました。