2021年171本目
ベネディクト・カンバーバッチが、この映画のプロモーションで、『有害な男らしさ』について話していて、
「男性たちは反論し否定し『すべての男が悪いわけではない』というような幼稚な言い訳を口にする。しかしそれは違う。私たちはただ口を閉じ、聞かなくてはならない」
「男性たちは虐待について十分に認識していない。不利で弱い立場に置かれるということがどういうことかをわかっていない」
「男性は人を圧迫するような行動をとる理由を見つめる必要がある」
最近、『私は男でフェミニストです』を読んでいるので、カンバーバッチいいぞいいぞ!だった。
映画は、『男らしさ』が形成される全てのことが描かれていた。
カット一つとっても、恐怖を感じる“それ”だった。
馬の臭いが漂ってくる映画。
2021年、最高の一本。
音楽は、ジョニー・グリーンウッド