Appare99

パワー・オブ・ザ・ドッグのAppare99のレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
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アカデミー賞授賞式直前に観たで。
本年度最多ノミネート作品、パワーオブザドッグ!!
これは、、、むずい。。
いや、難しくないのか?
シンプルで単調にも見えるが深い意味がありそうで、でもそれが掴めない。

上手いと思った点は人物描写やパーソナリティをさりげなく浮彫にするところ。
例えば主演はベネディクト・カンバーバッチ演じるフィル。
フィルは横暴で、頑固で、人を見下すようなところがある。
ただ、フィルはイエール大卒のとんでもない秀才でありながら田舎で農業を営む。
イエール大卒というのは始めに出てくるわけではない。物語の中でさりげなく出てくる。
そんな時に本来はこんなところで農業をやっているわけではないのにという思いで横暴で頑固な性格になったのではないかという憶測が観客の中に生まれる。

もう一つ上手いと思ったのは、これはやっぱりと言うべきか。大自然の描写。
とんでもなく綺麗。大地をかける機関車の描写だけでもう元が取れたんじゃないかと思わせる。
金色に輝く大地には本当に惚れ惚れする。

僕は映画を観る本数が減っているけども。やっぱり映画ってのは本当にいい。

映画を見なくなってきている僕が言うのもあれだが、
映画産業は今もまだかなり大変なようで、映画産業の繁栄がまたあるとよいなと思う。

もうすぐアカデミー賞。今年もドラマが見れると思う。
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