このレビューはネタバレを含みます
ベネディクト カンバーバッチ自身は博識でリベラルでフェミニストであるのは周知の事実であるのにこのフィルときたら…
有害な男らしさを撒き散らすフィルが
人知れず同性に性的興奮を抱いていて
自身の信条に反する(男らしくない)感情に自分でも困惑している様子が
自業自得でざまあな展開なのに、どうしても同情してしまう。
自身の中に見つけた同性愛に恐怖を抱いて
隠し通そうと
自身は猛々しく振る舞い、
物腰柔らかい男性を必要以上に非難し始めたのかもしれない。
哀れな最期がつらい。