鎌谷ミキ

パワー・オブ・ザ・ドッグの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
4.0
【剣と犬の力から 私の魂を解放したまえ】

[あらすじ]ネット版
1920年代半ばのモンタナ州。聡明ながら粗野で威圧的なフィル(ベネディクト・カンバーバッチ)は、地味で繊細な弟・ジョージ(ジェシー・プレモンス)と2人で牧場を経営し、平穏な日々を送っていた。しかしジョージが未亡人の女性と結婚したことで、兄弟の関係に歪みが生じていく。

[レビュー]
ポテトさんと同時鑑賞🥳
ネトフリオリジナルを観よう!
ベネちゃんといえるほど年近くないけど、わかる俳優さんと『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督ということで。ネトフリオリジナルってこんな感じのもあるのね👀

なんか余韻がモヤモヤ…からの、レビューやサイト見て「そうだったのか!」になり、評価が上がりました。人間ドラマにちょいミステリーですね。時代背景的に西部劇にもなるんかな。ポテトさん、ドンパチ苦手なのわかってくれてる😂

結局気になって序盤だけもう一度見たんだけど、伏線バリバリ貼ってるやーん!これはやられたね(⁠◕⁠દ⁠◕⁠)

タイトルの意味を示す旧約聖書「詩篇22」からの言葉を意味をよく理解しているわけでもないけれど"脅威"が犬という例えなんだなというのはなんとなくわかり、その犬が何を指すのかを観客に問いかけてるわけですね👀

大体の人が思ってる犬の正体には触れないけれど、それを差し置いてもミステリー仕立てなストーリー展開はお見事でした。なので、キャストの熱演がとてもよく見える。「私は◯◯だった」とか説得力があるものね。

やっぱりこの方、ドクター・ストレンジな雰囲気も近いベネディクト・カンバーバッチ!ベネちゃんは本当に頭でっかちみたいな役がめちゃくちゃ似合う(褒めてます)

ジョージ役のジェシー・プレモンスとジョージの妻になるローラ役のキルスティン・ダンストが夫婦なの初めて知った!!通りでとても落ち着いた夫婦に見えるわけだ。

後はネタバレなので触れないでおこう。冒頭のセリフ、よく覚えておいて鑑賞してくださいね。LGBTQも考えさせらるね…

これは技あり脚本!流石カンピオン監督、なんだか人間ドラマで深味にハマれそうです😆

ポテトさんナイスチョイス👍ありがとうございました✨

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ポテトさんもですが、励ましのコメントありがとうございます🙏✨
ツイッター改めXでもボヤいたんですが、なんだかなと思っていた所です。

最近よく家族3人でカレの家にお泊りしていることもあり、コメント返信遅くなりますが必ず。
鎌谷ミキ

鎌谷ミキ