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えんぴつ泥棒のmingoのレビュー・感想・評価

えんぴつ泥棒(1957年製作の映画)
4.2
完全にちびまる子ちゃんのエピソードでありそうな心温まる珠玉の小品。傑作を超えた「教育」映画としての素晴らしいものがある…えんぴつこじきと罵られる主人公芳子の清い心の在り方にただただ救われ涙する。「母恋鳥」と同様に担任の先生役の小畑絹子だが芳子を疑う真顔絹子の怖さをアップで切り返しオトナの汚い心を炙り出すのが巧すぎる。。。
昭和30年代の童謡を扱った映画としても秀作で、朝の全校集会で「めんこい仔馬」が流れて私のオールタイムベストアニメーション「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」内で友蔵が子供の頃に替え歌を歌うシーンがフラッシュバック、時代が繋がった瞬間であった(キートン
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