原作を読んで、映画の方も気になっていた。実際、画像にすると目を背けたくなる場面多し。中絶が違法の時代、流産しか｢産まない｣選択肢はない。
しかし、学生とはいえ｢産むか産まないか｣ではなく｢どうやって流産するか｣で悩むのはすごく個人主義。親や妊娠の相手、よき友だちもいるが結論は決めている！そこは芯が強いのかな。自分のやりたい事を最優先にしている。自分で決めた事なのだからこそためらいや後悔はないのだろう。
しかし自分の体を痛めつけて葬った命…
若いとはいえ、心身ともに大きなダメージを受けたのだろうな。望まぬ妊娠、中絶という場合、代償が常に女性サイドというのはやり切れない。
主演女優さんが清廉なイメージだったので嫌悪感なく見ていられた。
彼女のこれからの道のりに心からエールを送りたい。
