精神病院から逃げ出した少女が超能力を手にしてなんやかんやある話。
なんかすべて中途半端でした。
監禁されていた女の子とショタの逃避行、しかもサイケデリックなポスターということで絶対好きなやつ!と思って見に行きましたがとてもがっかり。
ヒロインもかわいいのかかわいくないのかの丁度際どいラインにいるし、言うたほど逃避行しないし、そんなにサイケでもないし、物語性もしっかりあるし、エロなんて微塵もない。
ぶっ飛んだところまで行きそうで結局こじんまりとした着地になる感じが苦手です。
私はもっとざっくりと物語としては破綻していて、それでもなお画面に釘付けにさせるようなお耽美なのが見たかったのです。
何故こうもしっかりとしたテーマ性とストーリーを追求してしまったのか。
破綻の中にこそ美しさはあるというのに。