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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーンのsingthingのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

リラックスして観れるものが観たくて鑑賞。終始かわいくてにこにこしながらみてしまった。人には勧めないけど、私は好き。音楽がいい。レトロでご機嫌。なんで冒頭のタイトルロゴが緑なのかなと思ってたけど、エンドロールにわかって、見え方が最初と最後で変わるところも好み。

悪そうな兄ちゃんがよくできたピュアな人で最高。蓄光で光るネオンカラーの中で目玉焼きを手際よく焼いてて、好きすぎた。"続編"あってほしい。ストーリーがどうこうとかじゃなく、とにかくまだ彼らを観ていたい。

10歳から外部と遮断されたところで育って、赤子のように世界をそのまま見、欲しいものは欲しく、嫌いなものは嫌い、と表現できる主人公。周囲の人間のなかにある赤子の部分に触れて共鳴しているのがいい。

言葉が拙くても、表現が下手で暴力的であっても、芯のところで大事なことを間違えてない気がして、気持ちが楽になった。
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