ぬまつ

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーンのぬまつのレビュー・感想・評価

4.2
連想した映画
「ドライヴ」
「ターミナル」

主な登場人物は、
・精神病院から抜け出す主人公(チョン・ジョンソ)
・街で彼女と出会ったシンママストリッパー(ケイト・ハドソン)
・↑の11歳の息子
・彼女らを捕まえようとする警官
の4人。

掘り出しモノでした。
ドライヴやベイビードライバーと比べたら地味だけど音楽が心地いい。
キレイにざまあが連続するのも心地いい。視聴者の希望通りの展開になってくれるのではないでしょうか。
血が結構流れますが死者は出ないのも優しい設計。
あいつ最後急に泣き出して怖気出して逃げ出しやがったと一瞬思うスローのシーンからの流れが素晴らしい。

けっこう優しい人たちに溢れてる。
最初に靴くれた不良から最後にシートベルト教えてくれた巨漢まで。

その中でMVPは、もう誰もが惚れてしまうんじゃないだろうかのあの人。
最初に出てきたときはこいつ主人公に殺されるなって思ったくらいだったけど、なんて素敵な奴なんだ。まじ続編作って再会してほしいわ。

最後終わりかと思ったら終わりじゃなかったと思ったらちょこっとモヤモヤを晴らしてくれた軽いオマケが最後も心地よく終わらせてくれた。

欲を言えば、せっかくの超能力を終盤のどこかでうまく使ってほしかったっていうのはあるけどね。


役者演技★★★
ヒロイン★★★★
友情家族★★★★
主役葛藤★★
映像音楽★★★★
個性斬新★★★★
意外展開★★★★
終わり方★★★★
ぬまつ

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