どらみ

土を喰らう十二ヵ月のどらみのレビュー・感想・評価

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)
4.3
自然を慈しみ
人と触れ合い
旬の野菜で作った美味しいご飯を食べる
好きな人と一緒なら尚最高

喰らうは生きる
食べるは愛する

人間と自然の健全な暮らし
「今あるものを食べる」
丁寧な生き方、真の豊かさとは…

美味しい精進料理と死生観も含め
心地よい大好きな作品

私は観劇等文化が好きだから
田舎暮らしは無理だけど
羨ましいほど豊かな暮らしだなぁと感じた

土井先生監修の料理がおいしそうで
きっちりやるなら一年かかりますの言葉通り
畑を作るところから始めた監督の熱意が伝わる
ほうれん草を冷たい井戸水で洗う
ジュリーの丸っこく皴もできた手も良かった
土を洗いすぎない小芋の網焼きがおいしそうで
土の香りごと食べるって最高よね

土井先生の野菜には
初もん、盛りもん、なごりもんがあって終わりって話も
なごりもんって言葉が素敵だなぁと思った

思いのほか大好きな作品でパンフも買いました
料理の写真が欲しくて笑
夫と地元で豊かな作品が見れて良かった!

余談
茗荷をジュリーがバカになる、バカになるって摘んでて、
食べた人たちもバカになるって
昔の人が
どんぐり食べるとどもりになるて同じようない伝えなのかな?
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