中江裕司監督作品。
男性作家が信州の山奥て暮らす日常を描く物語。
沢田研二演じる作家のツトムが信州の山奥で自らが育てた野菜や自生している山菜などを調理し生活している。
妻を13年前に亡くすも、松たか子演じる雑誌の編集者と付き合っているという設定。
料理の監修を料理家・土井善晴が担当しているという事で結構本格的。
あくまでも地のものを扱っているので決して見た目は華やかではない。
まぁカラダには良さそうではある。
そんなカラダに良さげな生活をしている設定なのに沢田研二の体形のフォルムはイマイチ説得力は無いですけどね（笑）
どう考えてもハイカロリーなものを食ってる体形。
しかし沢田研二と火野正平という昭和のプレイボーイが山菜を囲んで食するというシーンは何か不思議な感じがしました。
料理と一応作家と若い編集者の彼女のラブストーリーも触れられているのですが…これも微妙だったなぁ。
死生観が絡んでるので分からなくもないけど…。
橋本愛主演の『リトル・フォレスト』と似たような展開ですが、コレも真似したい生活とは思いませんでした。
田舎で暮らすって相当覚悟無いと出来ないでしょうしね。
