失踪した娘を捜す父親は、手掛かりを追って地方の街へ。その町を牛耳る犯罪組織のボスの息子に狙いを定めるが…。アメリカ製のアクション映画。
Ｂ級映画界をひた走るクリスチャン・セスマ監督作品。００７ノータイムトゥダイのようなカッコいいジャケットですが、ジャケットから想像するようなスタイリッシュさはテンでありません…。
名優リチャード・ドレイファスさんも遂にＢ級に出演。すっかりおじいちゃんですが、やはり存在感は抜群ですね。マイケル・マドセンさんも出演していました。
フィルムに色を入れているのか白味がかった映像が特徴的ですが、前述の２人の顔色が悪く映ってしまい心配になってしまいます(笑)
なんか設定は極小規模なランボーみたいでした。複雑な家庭環境は分かりますが、娘さんの荒み方にあまり同情は出来ないですね…。
女性保安官役の女優さんが独特な顔立ちで存在感がありました。
リチャード・ドレイファスさん演じる男が、主人公を助けたいのかそうでないのか立ち位置がフラフラしていて微妙でした。
主人公役のポール・スローンさんが時折ジェラルド・バトラーさんに似てた。肉体派だけにアクションはまずまずの見応え。
巡り巡っての２人の男の子どもの喪失を描きたかったのでしょうが、主人公が短期で単細胞過ぎるし何とも微妙な作品でした。
