イスラム革命以前のイランって中東で最も先進国で自由化進んでいたんだよね。その反動というかギャップというか圧政下の恐怖描いた作品は多いけど本作もそんな一本になるのかな〜ぁ。
兎に角 ヤスミン・タバタバイが凄い。4分ピアノ1本だけしか見たことなヤスミン・タバタバイ。でも出てきた瞬間あの囚人だぁ！ なんぞミュージシャンだそうで本職でない女優？15年も前に一回見ただけなのに強烈印象は健在でした(笑
本作も冒頭トイレ喫煙から一瞬でキャラを伝えてくる。イスラム革命下の恐怖もだけど、知性も地位も高い彼女が淡々と追い詰めてゆく過程の怖さ。その後の決して思慮深いとは言えない行動も見手に納得させてるってキャラ力だよな。 ヤスミンさんも凄いけどキャスティングした監督スタッフにも拍手です。
追記
skip国際Dシネマ映画祭2021 審査員特別賞
賞金は半分こなんだ。
