ふづち

鬼が笑うのふづちのレビュー・感想・評価

鬼が笑う(2021年製作の映画)
2.5
●鬼が笑う(2021年日本。半田周平)

【レビュー】
後半は紙ヤスリで肌をこすられている気分。
笑っている“鬼”というのは,果たしてなにを指しているのか?

判りやすいワルというのは我慢できるんだが,それ以上にイヤなのがこの映画でいうところの「山越えオバハン」や「施設職員」という隠れたワル。
残念なことに,世の中にはそういうワルの方が多いのかもしれない。
その人物が“鬼”なのではなく,そういうワルをはびこらせている世の中が“鬼”なのかもしれない。

飛ぶ鳥を落とす勢いの『こねこフィルム』の『年齢確認』のおふたりが親子w
母は結局どうなったんだ?

【あらすじ】
母と妹を父の暴力から守るため,父を殺してしまった石川一馬。
更生保護施設で暮らしながら社会復帰を目指すが,社会からは「人殺し」と非難され,生きる希望を失っていく。
ある日,一馬は職場のスクラップ工場で,外国人労働者へのイジメに巻きこまれてしまう。
周囲が目を背ける中,中国人労働者の劉だけがイジメを止めに入る……。

https://www.youtube.com/watch?v=bLAaaAgD3fI
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