ドンパチ、血みどろの作品かと思ったら、そうではなかった。
1960年代の北アイルランドのベルファストが舞台。アイルランド系のカトリックとスコットランド系のプロテスタントの抗争が激化した街で過ごす少年とその家族、友人の物語。
暴動のシーンはあるけど、暴力を描くことはメインテーマではなく、その中でもユーモラスにシニカルに生きる人々を描く。
バディくんとおじいちゃんとのやり取りはクスッと笑える。
争うことの意味を問うているのかなぁと感じた。ヨーロッパでは移民が増え軋轢が生じているという。そういった社会問題に対する監督のメッセージなのかなと。知らんけど。
監督のケネス・ブラナーさんは9歳までベルファストにいたとか。その時の実体験が基になっているらしい。
https://miyearnzzlabo.com/archives/79387
お母さんのミニスカート良い(笑)