このレビューはネタバレを含みます
バディが可愛かった〜
ベルファスト、あんな紛争がなければ、すごくいい所だったんだろうな。おじいちゃん、おばあちゃん、いとこ、友だち、街の人みんな知っていて、みんながみてくれて、庭でなく街のそこらで遊べて。
ベルファストは、「ぼくたちの哲学教室」という映画で知った。あんな風に家が連なって真っ直ぐな道があって建物に絵が描いてあった。
今までの日常が壊れていく。大人もだけどそれに巻き込まれていく子どもたち。
都合の良い時だけ神様仏様とお願いする私には宗教のことはわからなくてきっと理解できない。何故信仰するものが明確にありながら争いになるのか。昔からずっと続いている。
道は、どちらを選ぶかは自由だ。
だけどあんな怖い顔で牧師さんに言われたら…洗脳…💰
おじいちゃんが言っていた、答えが一つなら紛争はおきない。たしかにそうかも。でも一つでないから素晴らしいことや生きやすいこともあるのにね。
白黒の画面だから、どれくらい晴れやかなのかどんより曇っているのかはわからない。内容からすると暗くすることもできるのに、カラッと洒落た音楽をつけてくれるのがとてもよくて、おじいちゃんおばあちゃんの存在がとても素敵で、壊れそうだけどちゃんと繋がっている家族が素晴らしかった。
去る人と、残る人。 亡くなった人は悲しい。
自分が何者なのわかっていれば、どこに行っても何になっても大丈夫。
バディ、将来の夢は叶ったかな?💐