このレビューはネタバレを含みます
かけがえのない日常の中に戦いと混乱が忍び込んでいって少年も家族も影響を受けていくところは胸が痛くなるし、いかにそういう生活の中で映画が希望だったのかひしひしと伝わってくる
宇宙行く話で、どんな時も前を向いている子供達の姿に大人は励まされるんだと感動した
親戚がいて隣人がいて、そこでずっと育って故郷を離れたくないのに離れざるおえない
逃れるってこういうことなんだなと
母が「もしわたしたちがこの地域を離れたら、もっとそういう人ばかりになっちゃう」的なセリフが自分の中で消化しきれず頭に残った
残していくおばあちゃんの振り返らず行けっていう顔は一生主人公の心に残るやつだ
その後家に入ったおばあちゃんの顔をはっきり映さない演出にしびれた