4423

沈黙は金の4423のネタバレレビュー・内容・結末

沈黙は金(1946年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャン・コクトーの『オルフェ』で好きになったフランソワ・ペリエが出演しているので観た。映画監督エミールと、彼がかつて愛した女性の忘れ形見であるマドレーヌ、そしてマドレーヌが夢中になる助監督のジャックという風変わりな三角関係による恋物語だが、洒落ている。といってもさすがはルネ・クレール、洒落の中に気取りや嫌みが一切なく清々しさとユーモアがそこにはある。三角関係なのに最終的には3人とも幸せになれるというのも古き良き時代の象徴といった感じで、多幸感溢れる終わり方がまた心地よかった。
4423

4423