ヴィスコンティいわく
美をみつめることは
すなわち"死の凝視"
これがベニスに死すの示すところみたい。
確かにそうだった。
私は死なない。ただ消えるだけ。
もしかしたら確信と疑惑に再び目を覚まして
あなたたちを探しに戻って来る。
彼の母の言葉。お別れの手紙のような。
星を眺めてると
外界を見ているようにも想像できて
上か下かもわからなくなる。
自分がなにかさえ。
軸を持て。信じるものを持て。
基準がなければなにも測れない。
世界にとどまれない。
劇的な人生だった。
ぼくの人生は自分で山と谷を作っているのかなともおもえた。彼のような劇的な星のもとには生まれてない。ただ、彼の母のように、探求者ではありたい。
この映画でなく
ベニスに死すでは
美をみつめる=死の凝視だったけど
美と決めつけられることは
感覚の喪失だった。信じるものを失うこと。
他にもなんか美をみつめるから
映画とは違うなとこのドキュメンタリーをみておもったけど忘れた。思い出せたら書く。