お、重い……こりゃ重すぎる人生ですねぇビョルン・アンドレセン🥶
クソ貴族ことヴィスコンティの『ヴェニスに死す』でスターになったビョルンの、知られざるシビアな人生を切り取ったドキュメンタリー。
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多くの人が彼の姿に魅了されたのは事実だが、その裏はあまりにも残酷。
日本での熱狂ぶり、関係者の話から漂う価値観が現在もアップデートされていないのが辛いし、人を消費することの是非をもう少し考えるべきだ…
どんな人物なのか、ベニスに死すがどういう映画なのかもよく知らないまま興味本位で視聴。
私の立場も消費なのかもしれないというレビューをみて、共感した。
アイドルを推してる身として、このままで良いのかと…
「世界で一番」とは同じ程度の他者がいないということだ。
人はそれぞれ孤独だが、彼の孤独は、孤独であることを他者と共有することもできない。
それは耐え難い孤独だろう。
私は想像することしかできない。
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日本の偶像崇拝は行き過ぎていると思う。
祖母も含めてきったない大人ばかり。
まとわりつく視線は相当気持ち悪いだろうな。顔面至上主義はなくならないよ、きっと。
ヴィスコンティの「彼はもう老いた、昔はも…
「世界一美しい少年」という異名を持った結果、その美を大衆が消費し尽くすのは必然だったようにも思えるが、いきなりそんなものを背負わされるのは呪いとしか言いようがなくとても可哀想だった。特にこの国におい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イケメンに生まれたら人生イージーモードだと思っていた。そんな自分を一発殴りたいぐらい。美は商業的搾取の格好の餌食であり、偏愛者からの注目の的にもなる。世の美男美女もなかなかに大変ではないか、いや、ビ…
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